旅の記録

大学生の旅記録

2019夏の終わりに

この旅行は僕にとって考える旅だった 楽しいこともあったが、楽しい旅ではなかった 考えることが常にあって、この先どうしようか、今の自分はどうか、足りないことは何か。考えれば考えるほど自分に嫌気がさしたりしたし、もっとこうなりたいとか、こうした…

Day20 最後の日

朝4時。ボランティア集団が爆音で音楽を流し、飲み会的なものをしていて起こされた。「最後の日!楽しもーぜ!!」とか言いながら手拍子を繰り返していた。これがしばらく続き、殺意が湧いたので、学生団体を特定し、動画まで撮っておいたが、ここでやめてお…

Day19 思考の日

まず第一に彼女と別れた。これについてはあまり言及しない。ネパール人達が励ましてくれた笑笑 それもあったし、観光には飽きたのでずっと宿でボーっとしていた。考えていた。宿のロビーで未来世紀ジパングのインド特集を見ていると、東大生のTさんに会った…

Day18 トレッキングと日本紙幣

ネパールで山を見るためには10月くらいが最適だ。今の季節は雨季のため、雲が多くほとんど見ることができない。内心諦めていた。しかしながらずっと見られなかったヒマラヤ山脈を今日は見ることができた。ヒマラヤ見ずしてネパールに来た意味は正直ないかも…

Day17 トレッキング2日目

山の空気と共にチャイを飲む。これほど美味いチャイはない。正確にはチャイはヒンディー語であり、ネパール語ではチャアである。 朝ごはんのパンケーキ。日本のようなパンケーキではないが、美味しい。右上にあるのは自家製の蜂蜜。非常に濃厚。ギリシャで食…

Day16 トレッキング1日目

朝から下痢と腹痛がひどく、トイレに10回くらい行ったが、今日から2泊3日のトレッキングに行く。ネパールに来て山を見ずに終わるのは少々もったいないという考えと、単純に暇だった。ネパールにはたくさんの寺院があるが、色々な国で寺院を見て正直飽きた。…

Day15 カトマンズ

バスが停車しチャイを飲んだ 朝のチャイは美味い さらにバスは進み8時過ぎにはカトマンズへ到着した。案外早かった。タマンさんとはここでお別れ。 カトマンズの街は首都の割には栄えていない。ネパールはまだまだこれからの国だと感じた。 エクスペディアで…

Day14 カトマンズへ大移動

11時にバスへ乗り込み、12時にカトマンズへ出発するした。明日の朝10時に着くと言われたので、計22時間バスに揺られることになる。 バスに乗って少ししたところでおばちゃんが2人乗ってきて、鶏を僕らの足元へ置いた。カトマンズまで持っていくらしい。僕と…

Day13 イラム

ネパール人の朝は早い、彼らは22時には寝て6時には起きている。くそ早い。夜はシャワーを浴びず、朝に浴びるのが一般的なようだ。 数日間洗濯していなかったので共同シャワールームで洗濯する僕。結果的に湿気が多すぎて乾かなかった。 タマンさんの姪っ子が…

Day12 ネパール入国

シリグリで朝ごはんを食べた。 今まで食べたカレーはどれも美味しかったが、はじめてハズレを引いた。美味しくなかった。たしか30円くらい。 ネパールに入国するため、シリグリの郊外にあるイミグレーションへ向かう。ジープの発車を待っていると何人もの物…

Day12 無題

本日のブログは精神的にきてるのでお休みします。 気を許せない人とずっと一緒にいるのはかなりキツイです。もう日本帰りたいってより1人になりたい。どこにいても気が休まらない。

Day11 ダージリン

ダージリンと言えば紅茶を思い浮かべる人が多い。標高2000mを超えるダージリンでは良質な茶葉が生産され、世界中に輸出される。 ダージリンの見所としてもう一つあるのが、世界遺産であるトイトレインだ。ダージリンからシリグリまでを結ぶこの列車はダージ…

Day10 移動日

朝一番で、朝ごはんを食べようと1人でカレー屋に行ったら、向かい側のインド人と仲良くなって連絡先を交換した。カレー奢ってくれたラッキー。 今日でコルカタを離れるのはなんだか寂しい。混沌としたこの街の雰囲気も愛着が湧いてきた。今回泊まった日本人…

Day9 マザーハウス

むくむくと起き上がり、待ち合わせていた女の子と合流した。朝7時にマザーハウスに到着すると無料の食事をとった。ヨーロッパ人ばかりだった。マザーハウスには今でもマザーテレサの亡骸が鎮座されている。時間があったので、一緒に来た彼女とおしゃべりして…

Day8 インド入国

インドに入国するにはビザの申請が必要だ。アライバルビザというビザを申請すれば着いてからでもインドに入国できる。帰りの飛行機番号を書く欄があったが、無記入で提出した。普通に入国できた。拍子抜けなほど何もなかった。 インド時間は深夜2時。タクシ…

Day7 災難続き

久しぶりに会う友達と会った。彼女もまたバンコクで会った友達の1人だ。懐かしい話に花を咲かせた。衝撃的な話も聞けたので面白かった。彼女は今年だけでバンコクにくるのが4回目らしい。合計8回くらいだろうか。タイに見せられた女だ。 インドコルカタ行き…

Day6 シェムリアップを離れる

シェムリアップでの落ち着いた生活も今日で終わり。この街は良い出会いが多かった。彼女ともしばらくお別れだ。シェムリアップを離れる寂しさとまた彼女と離れてしまう寂しさが入り乱れた。空港に向け出発したのに関わらず、宿にサンダルを忘れ、一旦帰ると…

Day5 沈みゆく心

ソカアンコールリゾートの朝食はカンボジア感の薄過ぎるビュッフェスタイル。金持ち気分、 今日は何故だかレッドカーペットが敷いてある 記者団も多い。スタッフに聞くと、どうやらスリランカの大統領がお越しになっているようだ。 1ヶ月ペースで髪を切る僕…

Day4 たまには贅沢したい日もある

今日はいいホテルに泊まりたいと思い、シェムリアップの5つ星ホテル、ソカアンコールリゾートを彼女に内緒で予約しておいた。シェムリアップNo.1とも言われる高級ホテルだ。 ロビーとウェルカムドリンク 日本だと3,4万円クラスのホテルだろうか。学生でも贅…

Day3 ベンメリア遺跡

昨夜彼女と合流したが、予定があるらしく暇になってしまった。ゲストハウスにいた建築士の方が世界遺産のベンメリア遺跡に行くというのでついていくことにした。 ゲストハウスからトゥクトゥクに乗って行ったのだが、片道2時間の往復4時間をトゥクトゥクに乗…

Day2 アンコール遺跡

カンボジアに来てアンコールワットに行かないという選択肢はない。そもそもアンコールワットとは、ユネスコ世界文化遺産に登録されているアンコール遺跡の中の一角を担っている一部である。またカンボジア国旗に書かれているのもアンコールワット 。というち…

Day1 カンボジア着

準備をして関西国際空港に向かおうとしたところ、チェックイン終了の20分前に関西国際空港に着くという計画性のなさを露呈してしまった。ダラダラしてたらこんな時間になってしまった。仕方がないので時間捻出のため、途中の乗り換えでバックパックを担ぎな…

はじめに 2019夏の旅編

今日、僕は関西国際空港から約1ヶ月の旅行に行く。正直今までのようなワクワク感は驚くほどないというか、なんか最早長期休みの恒例行事みたいな感覚さえ出てきた。まぁそんなことはどうでもいいから今回の旅程だ。 日本→カンボジア→タイ→インド(コルカタ)→…

夏が始まる予感

最高気温が30度を超え、今年の夏も近づいてきて、ワクワクしながら夏の予定を考える日も多くなってきた。 僕は2年生になった。1年生の夏に行った東南アジア、春に行った中東とヨーロッパは僕にとってとても刺激的な体験であり、僕の大学生活を形作ることに繋…

終わりに

トルコ、ブルガリア 、ギリシャ。どの国もそれぞれに良さがあり、それぞれの空気感が漂っていた。海外旅行というと飛行機だけの長距離移動になりがちだが、列車やバスを使って移動し、ツアーではなく自分で手配することで、その国の暮らしが身近に見えてくる…

Day20 日本!

シンガポールに11時間かけて入国。トランジットなので2時間だけの滞在。腹が減って仕方ない。セブンイレブンにオニギリが売ってたので購入した。さすがシンガポールの空港だけあって、設備も整っていて快適だった。 飛行機に乗り込み、2時間で今度はタイのバ…

Day19 日本に帰ろう

朝6時に眠い目をこすりながら起床し、アテネ国際空港へ向かう。1時間以上かけて到着した空港へ到着しチェックインした。今回はscootというLCCの航空会社でシンガポールを経由して関西国際空港に帰る。機長は日本人だった。 彼女がハンバーガーを買っていたの…

Day18 サヨナラサントリーニ

サントリーニ島は2日間程しかいられなかった。この島はもっと長い間ゆったりと過ごす島だ。 ホテルをチェックアウトし、中心地で最後にレストランへ行くことにした。サントリーニ島で最初に行ったレストランだ。このレストランはやっぱり旅1番だった。今回は…

Day17 白い街並み(を見るはずだった)

サントリーニ島と言えばイアという小さな町。白い壁に青い屋根の教会や民家が段々に立っている。サントリーニ島に来たならば、はずせない町だ。明日にはこの島を去らなければならないので、今日は夕日に照らされるイアを訪れたい。 サントリーニ島と画像検索…

Day16 サントリーニ島

朝5時に起きて地下鉄に乗り込んだ。今日は20日。大学の卒業式だ。日本では卒業式の午前の部が終わったところか。バイト先の4年生の先輩方にはとても良くしていただいた。こんな一年坊主を遊びに連れて行ってくれたりして思い出がたくさんだ。本当に感謝して…