Day20 最後の日
朝4時。ボランティア集団が爆音で音楽を流し、飲み会的なものをしていて起こされた。「最後の日!楽しもーぜ!!」とか言いながら手拍子を繰り返していた。これがしばらく続き、殺意が湧いたので、学生団体を特定し、動画まで撮っておいたが、ここでやめておく。世の中のために尽くすのはいいが、最低限のモラルは守ってほしいところだ。他の宿泊者達も皆彼らに腹が立っているようだった。
今更だがこの宿は朝食が無料
朝食を食べた後、昨日会った先輩方2人と談笑した
やはりこの2人は本当に面白い
遺跡に行くらしいので、ついていった。カトマンズには何日間かいるが、カトマンズで観光したのは初めてだ。
2015年の地震でボロボロだった。日本のJICAや中国の中国援助が支援し、再建設が進んでいる。
今日の15時のフライトで日本に帰らなければならないため、12時にホテルをでた。
先輩方が見送ってくれた。東京でまた会う約束をした。いい出会いだった。
カトマンズ空港で搭乗開始を待機していると、僕のバックパックにトルコのバス会社METRO社のシールが貼ってあるのを見て、トルコ人2人組が話しかけてきた。トルコは僕が最も旅行で感動した国だ。彼らも長期間旅行をし、最終的には日本までやってくるらしい。「トルコには彼女と言ったんだけど、昨日別れた( ; ; )oh No...」と自虐ネタを言ったら爆笑してた。日本に来たら観光ガイドをすると約束した。
飛行機に乗り込むと隣の席が日本人だった。彼は大学1年生で孤児院を巡っていたらしい。というのは建前で実際は酒タバコクラブ風俗。これが本当の目的だと言っていた。1年生でこの仕上がりはなかなかない。僕はクズが大好きなので、彼の将来がとても楽しみだ。
バンコクで乗り継ぎ。このドンムアン空港を訪れるのは何回めだろうか。ドンムアン空港Wi-Fi難民はスターバックスの前に集う。
日本に帰ってきた。ただいま日本。「旅行」をしていたかは定かではないが、考えることが多い旅だった。そのための猶予期間だった気がする。