Day5 沈みゆく心
ソカアンコールリゾートの朝食はカンボジア感の薄過ぎるビュッフェスタイル。金持ち気分、
今日は何故だかレッドカーペットが敷いてある
記者団も多い。スタッフに聞くと、どうやらスリランカの大統領がお越しになっているようだ。
1ヶ月ペースで髪を切る僕だが、今回の旅行で髪を切ると決めていた。日本人達の溜まり場にもなっているゲストハウスで会った美容師の鈴木さんは6年間シェムリアップで美容師をしているらしい。切ってもらうことにした。人生初のパーマもかけてみた。
彼女にじっと見られながら髪を切られるのはなかなか緊張する。
ラオスのビアラオTシャツを添えて
結果めっちゃいい感じになった。それでいて鈴木さんの人柄も良い!アンコールワットを観光する機会があればシェムリアップのHairSalonAにぜひ行ってみて欲しい。ローカルなお話もたくさん聞ける。彼女はいい虫刺されの薬を聞いたそうで満足そうだった。翌日には部屋の中が虫刺されの薬でハッカ臭すごかった。
そして今夜は僕が愛するシティプレミアムゲストハウスの5周年パーティーだ。豚の丸焼きとカレーが無料で食える!
ソカアンコールリゾートなんかに泊まっててたまるか!とまでは思わないがパーティーに参加した。旅行客だけでなく、在住の皆さんやアンコールタイガーFCというサッカーチームに所属する日本人、たくさんの日本人が集まった。しかし、何故か僕の前にはカンボジアの銀行マン3人組がやってきて営業をはじめた。カンボジアでお金を預ければ、年利が9%ついてお得らしい。よくわからないし怖いので手を出すつもりはないが、大学生って言ってんのになんで営業はじめるかな。まぁでも付き添い的なカンボジア人のお姉さん可愛かったし、面白い話もたくさん聞けた。カンボジアのミドルクラスの労働月給は4万円らしい。日本人よりも圧倒的にお金がないが、皆楽しそうだし幸せそうだからok!という結論に落ち着いた。
他にももっと為になる話がたくさん聞けたため、実りある時間になった。机上の空論はやはり脆弱だったりする。真実は触れてみないとわからない。
明日カンボジアを去らないといけない。カンボジアに時間かけすぎかなとも最初は思ったが、本当に離れたくない。僕の心は知らぬ間にカンボジアのシェムリアップに沈んでいた。シティプレミアムゲストハウスと言うべきか。